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新幹線対決:上野vs品川

どっちの方が自分に合った住み良い立地なのかの検証、今回は新幹線対決としてどちらも新幹線停車駅である上野vs品川です。

新幹線対決と言いつつ、どちらも多彩な路線を利用できる立地ですので、住むというよりも出張者がホテルで宿泊する際に選ぶ街のイメージが強いかもしれませんね。

そういった意味で、上野駅や品川駅は住環境としてどうなの、と思っている方の参考になると思います。

上野は台東区東上野3丁目のある地点、品川は港区高輪4丁目のある地点で比較しています。

比較にあたっての前提条件は「はじめに:比較事例について」と記事の一番最後に紹介していますので、そちらもご確認ください。


●お気に入り該当度
さて、ではまずはお気に入り該当度について見ていきましょう。





まずお気に入り該当度としては上野に軍配が上がっています。

上野の範囲内にあったお気に入りはドラッグストア、食品スーパー、コンビニ、ゆうちょ銀行、ダイソーとなります。

品川はドラッグストア、食品スーパー、コンビニ、ゆうちょ銀行と、ダイソーを除いて上野と同じとなっています。

ただ上野はドラッグストアとコンビニがかなり多いですね。

品川もコンビニの数が多いのですが、上野はそれ以上の数のコンビニがあり、かつ12店舗ものドラッグストアとかなり充実しています。

ということで数の違いから上野の得点が高くなっています。



●近隣ショップ充実度
それでは次に具体的な近隣ショップ充実度を見ていきましょう。




近隣ショップ充実度はこちらも上野に軍配が上がっています。

上野は郵便局、スーパー、カフェ、ファストフード、ドラッグストア、百円ショップ、スポーツジム、銀行・ATM、大型商業施設、家具・雑貨店、コンビニと11種類112店舗と多種多彩に近隣ショップが揃っています。

品川は郵便局、スーパー、カフェ、ファストフード、ドラッグストア、ファミレス、百円ショップ、銀行・ATM、大型商業施設、コンビニと10種類58店舗と、こちらもジャンル店舗数ともに充実したラインナップとなっています。

品川でも十分充実しているのですが、上野は特に店舗が充実していますね。

特にカフェ、ファストフード、ドラッグストア、銀行・ATM、コンビニはそれぞれ10店舗以上あり、選択肢がかなりある状態です。

上野は生活で不便することはなさそうですね。



●公共交通機関便利度
次は公共交通機関便利度です。





公共交通機関便利度も上野に軍配が上がっています。

どちらも勤務地(人形町駅設定)までの乗り換え回数は0回となっていますが、今での徒歩距離と勤務地の移動時間で上野が優っています。

そして何より圏内駅数に大きな差が出てしまいました。

上野は新幹線含めJR各線や東京メトロ日比谷線、東京メトロ銀座線、都営地下鉄大江戸線、つくばエクスプレスなど多彩な路線を活用でき、結果圏内駅数が18駅となっています。ちょっと多すぎるぐらいですね。

対して品川はJR各線に含め京急本線と圏内駅数が6駅となっています。

この圏内駅数の差がそのまま得点差となり、上野に軍配が上がることになりました。



●公共施設充実度
次は公共施設充実度です。





公共施設充実度も上野に軍配が上がっています。

上野は交番や図書室、区役所、地域庁舎・出張所に加え、警察署や消防署、プールと合計8施設が近隣に揃っています。

品川は交番と税務署の計3施設と、上野に比べると少し寂しい結果となっています。

この施設数の差がそのまま得点差となり、上野の方が得点が高くなりました。



●学校等教育充実度
次は学校等教育充実度です。




学校等教育充実度も上野に軍配が上がっています。

ここが今回一番得点差が離れています。

上野は幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、短大、専修学校、合計9施設と、一通りの教育施設が周辺に存在しています。

対して品川は幼稚園1施設のみとなりました。

この数の差がそのまま得点差となってしまいました。



●生活安心度
次は生活安心度になります。





生活安心度も上野に軍配が上がりました。

上野には「洪水、高潮、内水氾濫」に対応した災害指定緊急避難場所が1箇所あります。さらに指定避難所となっています。

対して品川には近隣に災害指定緊急避難場所はありませんでした。

そのためここでも上野の方が得点が高くなりました。



●近隣快適度
最後は近隣快適度になります。





近隣快適度では品川に軍配が上がりました。

上野には近隣にパチンコ・スロットやラブホテルなど3箇所の嫌悪施設があります。

品川にはパチンコ・スロットが1箇所ありました。

この辺りの施設数の少なさがそのまま品川の得点につながりました。



●最終結果
ということで最終的な結果は下記の通りとなりました。





途中までの結果通り、今回の地点では上野の方が得点が高くなりました。

総合得点としても100点以上の差が付きましたので、そもそも比較するのに適切な場所かと言われると少し違ったかもしれませんね。


ただ、今回はあくまでも上野のある地点と品川のある地点の比較にしかすぎません。

地点を変えるだけで同じ駅同士の比較であっても全然結果が変わることはよくあります。
(決して上野駅と品川駅の優劣結果ではありません。ご了承ください。)


是非りっちどっちにログインして実際に気になる具体的な地点を比較してみて下さい。

全然異なる結果になると思いますよ。


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最後に検索にあたっての条件と補足を下記に記載しておきます。

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『条件』
●検索範囲
500m
→徒歩圏内を想定しています。

●お気に入り店舗
食品スーパー、オーケーストア、コンビニチェーン店、ドラッグストア通常店舗、ゆうちょ銀行窓口、持ち帰り弁当・惣菜チェーン、ミスタードーナツ、ダイソー
→ご家族の方でも単身の方でも近くにあるといいなぁ、というのを個人的主観で設定してみました。

勤務地等ターゲット住所の最寄駅
人形町駅( 東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線)
→ここは個々人によって変わる場所ですので、あくまでもご参考程度としてください。


『補足』
■お気に入り該当度
事前に設定したお気に入りカテゴリーに該当するショップがどれだけ設定した範囲内に存在するか、ということを判定した結果になります。

■近隣ショップ充実度
設定した範囲内にどれだけショップが存在するかを判定しています。
お気に入りで設定していないショップも含めた近隣に存在するショップ数になります。

■公共交通機関便利度
設定した範囲内にある駅数や、勤務地等ターゲット住所を設定している場合はターゲット住所の最寄駅までの移動時間、乗り換え回数などを元に判定しています。

■公共施設充実度
範囲内にある公共施設の数によって判定しています。

■学校等教育充実度
範囲内にある学校等教育施設の数によって判定しています。

■生活安心度
災害指定緊急避難場所の有無や洪水等災害リスクの有無によって判定します。
洪水等災害リスクの有無については公表されている地区とされていない地区があり、公表されている地区・地点に該当すると少々差が出やすい項目になっています。

■近隣快適度
範囲内に嫌悪施設と呼ばれる施設の数が少ない方が点数が高くなる項目です。
嫌悪施設という言い方は適切ではないかもしれませんが、風紀を乱す恐れのある施設など、近隣に立地することが嫌がられる施設になります。(不動産用語となります。)
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