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公園駅対決:代々木公園vs芝公園

どっちの方が自分に合った住み良い立地なのかの検証、今回は公園駅対決として代々木公園vs芝公園です。

正直そんなに似ている箇所がある2駅ではありませんが、公園駅の覇権を賭けて競い合っていただきましょう。

代々木公園は渋谷区富ケ谷1丁目のある地点、芝公園は港区芝2丁目のある地点で比較しています。

比較にあたっての前提条件は「はじめに:比較事例について」と記事の一番最後に紹介していますので、そちらもご確認ください。



●お気に入り該当度
さて、ではまずはお気に入り該当度について見ていきましょう。




お気に入り該当度は芝公園に軍配が上がっています。

ただこれは物議を醸す結果と言えるかもしれません。

代々木公園はドラッグストアや食品スーパー、持ち帰り弁当・惣菜チェーンにコンビニ、ゆうちょ銀行と多彩なジャンルが近隣に存在し、暮らしやすさが垣間見えます。

一方芝公園は店舗数こそ多いものの、持ち帰り弁当・惣菜チェーンにコンビニ、ゆうちょ銀行とジャンルは少なくなっています。

そしてコンビニの数が24とかなりの多さとなっています。

あまり普段スーパーなどを使わずコンビニメインで暮らしている方にとってはありがたい立地と言えるかもしれません。

一方で暮らしやすさを考えるとスーパー含め満遍なくジャンルが揃った代々木公園の方が暮らしやすいと感じる方も多かもしれません。

とはいえ店舗数では芝公園の方が圧倒したことから芝公園の方が大きく点数を上回ることとなりました。



●近隣ショップ充実度
それでは次に具体的な近隣ショップ充実度を見ていきましょう。



近隣ショップ充実度も芝公園に軍配が上がっています。

やはりここでもコンビニ24店舗が大きく影響することになりました。

代々木公園は27店舗、ジャンルも郵便局、スーパー、カフェ、ファストフード、ドラッグストア、100円ショップ、スポーツジム、銀行・ATM、コンビニと幅広く存在し、ここでも暮らしやすさが垣間見えます。

一方芝公園も53店舗、ジャンルも郵便局、スーパー、カフェ、ファストフード、ファミレス、100円ショップ、銀行・ATM、コンビニと、ドラッグストア・スポーツジムの代わりにファミレスがあるだけで、ほぼ似たようなラインナップとなっています。

ただコンビニの店舗数の影響から、店舗数としては倍ぐらいの数の差が出ることとなり、ここでも芝公園の方が点数が高くなりました。



●公共交通機関便利度
次は公共交通機関便利度です。





公共交通機関便利度も芝公園に軍配が上がっています。

今回の検索地点において、駅からの距離は代々木公園の方が近く、勤務地(人形町駅設定)までの乗り換え回数は同じとなっているのですが、勤務地までの移動時間に10分以上の差がついて芝公園の方が短く、また圏内駅数は代々木公園が2駅、芝公園は3駅、ということで駅の利便性から芝公園の方が得点が高くなりました。

ただ利用可能路線で考えると、代々木公園は東京メトロ千代田線、小田急小田原線の2路線利用でき、芝公園も都営地下鉄三田線、都営地下鉄浅草線の2路線となり、あまり違いはありません。

芝公園は同じ都営地下鉄三田線の芝公園駅、三田駅のどちらも圏内だったため圏内駅数に差がついただけとなります。

ここも勤務地をどこに設定するかで全然結果が変わってくるところですが、今回は芝公園の点数が高い結果となりました。



●公共施設充実度
次は公共施設充実度です。





公共施設充実度についても芝公園に軍配が上がっています。

代々木公園は図書館、交番、消防出張所が最寄りにあります。

芝公園は交番3箇所に各種運動施設、税務署があります。

利便性について考えるとどちらも大差ない結果となりましたが、シンプルに施設の数が異なることから今回は芝公園の方が得点が高くなっています。



●学校等教育充実度
次は学校等教育充実度です。





学校等教育充実度も芝公園に軍配が上がりましたが、こちらは僅差でしたね。

代々木公園は幼稚園、小学校、高校、大学、というラインナップになっています。

一方芝公園は幼稚園、小学校、中学校、高校、短期大学、というラインナップになりました。

近隣に中学校があるかないか、ぐらいの差でしたね。



●生活安心度
次は生活安心度になります。




生活安心度も芝公園に軍配が上がっています。

代々木公園の今回検索した地点の周囲には災害指定緊急避難場所はありませんでした。

芝公園は2箇所、どちらも「洪水、地滑り、高潮、地震」に対応した指定避難所となっており、うち1箇所はさらに津波にも対応していました。

ここはやはり近隣に災害指定緊急避難場所が存在する芝公園の方が得点が高くなっています。



●近隣快適度
最後は近隣快適度になります。




ただ近隣快適度は引き分けの結果となりました。

代々木公園も芝公園も近隣に1箇所だけパチンコ・スロットがありました。

逆にそれだけで差が出ませんでしたので、ここは同じ得点となります。



●最終結果
ということで最終的な結果は下記の通りとなりました。





今回の地点では芝公園の方が得点が高くなりました。
今回はほぼ全ての項目で芝公園の方が得点が高くなり、そのまま最終結果にも現れた結果となりました。

とはいえ個々の結果だけを見ていくと物議を醸す箇所もありましたので、一概に今回の結果が住みやすさに直結しているとは言い難い部分もあります。


あくまでも今回は代々木公園のある地点と芝公園のある地点の比較にしかすぎません。

地点を変えるだけで同じ駅同士の比較であっても全然結果が変わることはよくあります。
(決して代々木公園駅と芝公園駅の優劣結果ではありません。ご了承ください。)



是非りっちどっちにログインして実際に気になる具体的な地点を比較してみて下さい。

全然異なる結果になると思いますよ。


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最後に検索にあたっての条件と補足を下記に記載しておきます。

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『条件』
●検索範囲
500m
→徒歩圏内を想定しています。

●お気に入り店舗
食品スーパー、オーケーストア、コンビニチェーン店、ドラッグストア通常店舗、ゆうちょ銀行窓口、持ち帰り弁当・惣菜チェーン、ミスタードーナツ、ダイソー
→ご家族の方でも単身の方でも近くにあるといいなぁ、というのを個人的主観で設定してみました。

勤務地等ターゲット住所の最寄駅
人形町駅( 東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線)
→ここは個々人によって変わる場所ですので、あくまでもご参考程度としてください。


『補足』
■お気に入り該当度
事前に設定したお気に入りカテゴリーに該当するショップがどれだけ設定した範囲内に存在するか、ということを判定した結果になります。

■近隣ショップ充実度
設定した範囲内にどれだけショップが存在するかを判定しています。
お気に入りで設定していないショップも含めた近隣に存在するショップ数になります。

■公共交通機関便利度
設定した範囲内にある駅数や、勤務地等ターゲット住所を設定している場合はターゲット住所の最寄駅までの移動時間、乗り換え回数などを元に判定しています。

■公共施設充実度
範囲内にある公共施設の数によって判定しています。

■学校等教育充実度
範囲内にある学校等教育施設の数によって判定しています。

■生活安心度
災害指定緊急避難場所の有無や洪水等災害リスクの有無によって判定します。
洪水等災害リスクの有無については公表されている地区とされていない地区があり、公表されている地区・地点に該当すると少々差が出やすい項目になっています。

■近隣快適度
範囲内に嫌悪施設と呼ばれる施設の数が少ない方が点数が高くなる項目です。
嫌悪施設という言い方は適切ではないかもしれませんが、風紀を乱す恐れのある施設など、近隣に立地することが嫌がられる施設になります。(不動産用語となります。)
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