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ヒルズ対決:六本木vs表参道

どっちの方が自分に合った住み良い立地なのかの検証、今回はヒルズ対決として六本木vs表参道です。

もちろん他にもヒルズはありますが、やはり特徴的で比較すると面白そうな街としてこの二つを取り上げています。

東京の中でも繁華街中の繁華街。ヒルズを抜きにしても特徴的な街同士の比較になります。


六本木は港区六本木6丁目のある地点、表参道は港区南青山5丁目のある地点で比較しています。

比較にあたっての前提条件は「はじめに:比較事例について」と記事の一番最後に紹介していますので、そちらもご確認ください。


●お気に入り該当度
さて、ではまずはお気に入り該当度について見ていきましょう。





お気に入り該当度は六本木に軍配が上がっています。

六本木はお気に入りショップとして近隣にドラッグストア、食品スーパー、コンビニ、ゆうちょ銀行がありました。

表参道は近隣にドラッグストア、コンビニ、ゆうちょ銀行がありました。

どちらもお気に入りショップの種類が多いわけではないですが、それでも場所柄かコンビニの数は多いですね。

今回はお気に入りの種類も店舗数も多かった六本木の得点が高くなりました。



●近隣ショップ充実度
それでは次に具体的な近隣ショップ充実度を見ていきましょう。





近隣ショップ充実度も六本木に軍配が上がりました。

六本木は近隣に郵便局、スーパー、カフェ、ファストフード、ドラッグストア、ファミレス、スポーツジム、銀行・ATM、大型商業施設、コンビニと10種類75店ありました。

表参道は郵便局、スーパー、カフェ、ファストフード、ドラッグストア、スポーツジム、銀行・ATM、コンビニと8種類52店ありました。

カフェや銀行・ATMの数はほぼ同じとなっているのですが、六本木はファーストフードの数が多くなっていますね。

近隣ショップ充実度としては、種類・数ともに多かった六本木の得点が高くなりました。



●公共交通機関便利度
次は公共交通機関便利度です。





公共交通機関便利度としては表参道に軍配が上がりました。

今回勤務地最寄駅は人形町駅に設定していますので、勤務地までの移動時間、乗換回数は六本木の方が優れていたのですが、圏内駅数が表参道の方が多くなり、その影響から表参道に軍配が上がっています。

六本木は東京メトロ日比谷線、都営地下鉄大江戸線の2路線が利用可能です。

表参道は東京メトロ銀座線、東京メトロ千代田線(綾瀬-代々木上原)、東京メトロ半蔵門線の3路線が利用可能です。

この辺りはどの路線を使いたいかでも全然印象が変わってくるところです。

そのため得点差としてもほとんどない結果となりました。



●公共施設充実度
次は公共施設充実度です。





公共施設充実度は六本木に軍配が上がりました。

六本木は近隣に公共施設として交番、地域庁舎・出張所、警察署の3種類4施設がありました。

表参道は近隣の公共施設としては交番1施設だけとなりました。

場所柄となるのか、特に表参道は近隣に公共施設がほとんどありませんでしたね。

ここはそのまま施設数の差が得点差となり、六本木の得点が高くなっています。



●学校等教育充実度
次は学校等教育充実度です。




学校等教育充実度も六本木に軍配が上がっています。

六本木は近隣に学校等教育施設として幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、専門学校等の専修学校、各種学校と一通り揃っており、7種類10施設ありました。

また近隣の保育所としても、認可保育所が3施設ありました。

表参道は近隣に学校等教育施設として幼稚園、小学校、大学、専修学校の4種類4施設あり、保育所としても認可保育所が3施設ありました。

保育所施設数としてはどちらも変わらなかったのですが、学校等教育施設数としては少し差が出ました。

結果施設数の差の分だけ六本木の得点が高くなりました。



●生活安心度
次は生活安心度になります。




生活安心度は表参道に軍配が上がっています。

ここは最も大きく得点差が出ました。

六本木は災害指定緊急避難場所として「洪水、地滑り、高潮、地震」に対応した指定避難所、「地滑り、高潮、地震」に対応した指定避難所の2箇所ありました。

また近隣に病院施設数としては40箇所ありました。

表参道は災害指定緊急避難場所として「洪水、地滑り、高潮、地震」に対応した指定避難所が2箇所ありました。

また近隣に病院施設数としては78箇所ありました。

この病院施設数に大きく差が出ることになり、その分表参道の得点が高くなることになりました。



●近隣快適度
最後は近隣快適度になります。




近隣快適度も表参道に軍配が上がっています。

六本木は近隣に治安注意施設としてラブホテルが5箇所ありました。

また救急病院は近隣にありませんでした。

表参道はなんと近隣に治安注意施設も救急病院も一つもありませんでした。そういった面では快適に過ごせそうですね。

表参道は近隣に忌避したい施設が一つもなかった分得点が高くなりました。



●最終結果
ということで最終的な結果は下記の通りとなりました。




今回の地点では六本木の方が得点が高くなりました。

とはいえ結果的に得点差はわずかとなりました。何を重視するかで全然印象が変わってきそうですね。

利便性は六本木の方が高そうですが、安心・快適さでは表参道の方が高そうです。ヒルズ対決でしたが、ヒルズの有無は全然関係なさそうですね。


ただ、今回はあくまでも六本木のある地点と表参道のある地点の比較にしかすぎません。

地点を変えるだけで同じ駅同士の比較であっても全然結果が変わることはよくあります。
(決して六本木駅と表参道駅の優劣結果ではありません。ご了承ください。)

是非りっちどっちにログインして実際に気になる具体的な地点を比較してみて下さい。

全然異なる結果になると思いますよ。


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最後に検索にあたっての条件と補足を下記に記載しておきます。

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『条件』
●検索範囲
500m
→徒歩圏内を想定しています。

●お気に入り店舗
食品スーパー、オーケーストア、コンビニチェーン店、ドラッグストア通常店舗、ゆうちょ銀行窓口、持ち帰り弁当・惣菜チェーン、ミスタードーナツ、ダイソー
→ご家族の方でも単身の方でも近くにあるといいなぁ、というのを個人的主観で設定してみました。

勤務地等ターゲット住所の最寄駅
人形町駅( 東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線)
→ここは個々人によって変わる場所ですので、あくまでもご参考程度としてください。


『補足』
■お気に入り該当度
事前に設定したお気に入りカテゴリーに該当するショップがどれだけ設定した範囲内に存在するか、ということを判定した結果になります。

■近隣ショップ充実度
設定した範囲内にどれだけショップが存在するかを判定しています。
お気に入りで設定していないショップも含めた近隣に存在するショップ数になります。

■公共交通機関便利度
設定した範囲内にある駅数や、勤務地等ターゲット住所を設定している場合はターゲット住所の最寄駅までの移動時間、乗り換え回数などを元に判定しています。

■公共施設充実度
範囲内にある公共施設の数によって判定しています。

■学校等教育充実度
範囲内にある学校等教育施設の数によって判定しています。

■生活安心度
災害指定緊急避難場所の有無や洪水等災害リスクの有無によって判定します。
洪水等災害リスクの有無については公表されている地区とされていない地区があり、公表されている地区・地点に該当すると少々差が出やすい項目になっています。

■近隣快適度
範囲内に嫌悪施設と呼ばれる施設の数が少ない方が点数が高くなる項目です。
嫌悪施設という言い方は適切ではないかもしれませんが、風紀を乱す恐れのある施設など、近隣に立地することが嫌がられる施設になります。(不動産用語となります。)
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