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公園対決:石神井公園vs木場(木場公園)

どっちの方が自分に合った住み良い立地なのかの検証、今回は公園対決として石神井公園vs木場(木場公園)です。

石神井公園にはそのまんま石神井公園、木場には木場公園というどちらも大きな公園があります。

近隣に大きな公園があるのというのは、子供と遊ぶ場としても重宝しますし、休日に散歩するだけで気分転換にも役立ち、地域の雰囲気をよくする効果もあります。

ただ公園以外の生活環境はどうなっているのか、という点も知りたいところですので、有意義な比較になりそうです。


石神井公園は練馬区石神井町3丁目のある地点、木場は江東区木場5丁目のある地点で比較しています。

比較にあたっての前提条件は「はじめに:比較事例について」と記事の一番最後に紹介していますので、そちらもご確認ください。


●お気に入り該当度
さて、ではまずはお気に入り該当度について見ていきましょう。





お気に入り該当度は石神井公園に軍配が上がりました。

石神井公園は近隣にドラッグストア、食品スーパー、コンビニ、ゆうちょ銀行、ミスタードーナツの5種類のお気に入りショップがありました。

木場はドラッグストア、持ち帰り弁当・惣菜チェーン、コンビニ、ゆうちょ銀行の4種類のお気に入りショップがありました。

合計店舗数としてはそれほど違いはありませんでしたが、種類や具体的なショップまで合致した分、石神井公園の方が得点が高くなっています。

ただこの辺りはお気に入りとしてどこを設定するか次第で結果が全然変わってきそうですね。

是非ご自身のお気に入りショップを選択して試してみてください。



●近隣ショップ充実度
それでは次に具体的な近隣ショップ充実度を見ていきましょう。





近隣ショップ充実度も石神井公園に軍配が上がっています。

石神井公園は近隣に郵便局、スーパー、カフェ、ファストフード、ドラッグストア、ファミレス、百円ショップ、スポーツジム、銀行・ATM、大型商業施設、コンビニと11種類47店のショップがありました。

木場は近隣に郵便局、スーパー、カフェ、ファストフード、ドラッグストア、百円ショップ、銀行・ATM、コンビニと8種類31店のショップがありました。

石神井公園はかなりショップのジャンルが充実していますね。

コンビニの数だけを見ると木場の方が店舗数多くなっていますが、ジャンル数もショップ数も石神井公園の方が多くなっています。

結果、店舗数の差が得点差に繋がり、石神井公園の得点が高くなりました。



●公共交通機関便利度
次は公共交通機関便利度です。





公共交通機関便利度は木場に軍配が上がりました。

この辺りは勤務地をどこに設定するか次第で得点も大きく変わってきます。

今回は勤務地を人形町駅に設定していますので、勤務地までの移動時間、乗換回数に少し差が出ました。

ただ500圏内にある駅数はどちらも同じですね。

石神井公園は西武池袋線(池袋-飯能)を利用でき、木場は東京メトロ東西線を利用できます。

勤務地までの移動時間、乗換回数の分だけ木場の得点が高くなりました。



●公共施設充実度
次は公共施設充実度です。





公共施設充実度はなんと引き分けに終わりました。

どちらも近隣に公共施設は4箇所ありました。

石神井公園は近隣に交番、地域庁舎・出張所、消防出張所の3種類4箇所ありました。

木場は近隣に交番、警察署、消防署、球技場(ゲートボール場)の4種類4箇所ありました。

ここは施設数が同じでしたので、得点も引き分けとなっています。



●学校等教育充実度
次は学校等教育充実度です。




学校等教育充実度は石神井公園に軍配が上がっています。

今回からこの学校等教育充実度には変更が加わっています。

今までは学校等教育施設数のみでしたが、今回から保育所施設数も加わっています。

もしかしたら得点にアンバランスなところが出てくるかもしれませんが、随時修正を図っていきます。

石神井公園は近隣に学校等教育施設として小学校が1箇所、保育所施設数として認可保育所が5箇所、認証保育所A型が4箇所の計9箇所ありました。

木場は近隣に学校等教育施設として専修学校が1箇所、保育所施設数として認可保育所が5箇所、認可外保育所が3箇所の計8箇所ありました。

合計施設数としては石神井公園の方が若干数多く、その結果石神井公園の方が得点が高くなりました。



●生活安心度
次は生活安心度になります。




生活安心度も石神井公園に軍配が上がっています。

生活安心度も今回から変更が加わっています。

今までは災害指定緊急避難場所だけでしたが、今回から病院施設数も加わっています。

石神井公園は近隣に災害指定緊急避難場所として「洪水、地震、大規模な火事、内水氾濫」に対応した指定避難所が1箇所あり、病院施設数としても近隣に37箇所ありました。

木場は近隣に災害指定緊急避難場所がなく、病院施設数としては23箇所ありました。数としては少ないですが、木場は近隣に少し大きい木場病院がありました。

ただ災害指定緊急避難場所に病院施設数も加えた合計施設数としては少し差が出ており、その分石神井公園の得点が高くなりました。



●近隣快適度
最後は近隣快適度になります。




近隣快適度は木場に軍配が上がっています。

近隣快適度も同様に今回から変更が加わっています。

今まで嫌悪施設数のみでしたが、救急病院数も加え、嫌悪施設という呼び名を治安注意施設に変更しています。

救急病院を近隣快適度に加えたのは、救急病院が近くにあると、救急車の音の影響を受けるという観点から加えています。

将来的には対象に加えるかどうかを自由に選択できるようにしようと考えていますが、まず現状は救急病院数も計算に加えています。

まず石神井公園は近隣に治安注意施設としてパチンコ・スロット、ラブホテルの2種類4箇所がありました。ただ救急病院は近隣にありませんでした。

木場は近隣に治安注意施設としてパチンコ・スロットが2箇所あり、救急病院としても1箇所ありました。

ただ合計施設数としては石神井公園の方が多くなり、近隣快適度としては施設数が少ない方が得点が高くなりますので、今回は木場の得点が高くなっています。



●最終結果
ということで最終的な結果は下記の通りとなりました。




今回の地点では石神井公園の方が得点が高くなりました。

全体的に施設数としては石神井公園の方が多くなっており、それが最終結果にも現れた形ですね。

今回から学校等教育充実度や生活安心度、近隣快適度で対象施設を拡充し、得点項目に変更が加えられています。

その結果として、よりその立地の印象が立体的に感じられるようになったのではないでしょうか。

個々人で近隣に欲しい施設というのは異なります。

自分に合った施設が近隣にあるかどうかで全然見え方が変わってきます。


あくまでも今回の結果は杓子定規に計算した結果でしかありませんので、その立地の良し悪しを図っているものでは全くありません。

単に石神井公園のある地点と木場のある地点を比較した結果にしかすぎません。

地点を変えるだけで同じ駅同士の比較であっても全然結果が変わることはよくあります。
(決して 石神井公園駅と 木場駅の優劣結果ではありません。ご了承ください。)

是非りっちどっちにログインして実際に気になる具体的な地点を比較してみて下さい。

全然異なる結果になると思いますよ。


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最後に検索にあたっての条件と補足を下記に記載しておきます。

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『条件』
●検索範囲
500m
→徒歩圏内を想定しています。

●お気に入り店舗
食品スーパー、オーケーストア、コンビニチェーン店、ドラッグストア通常店舗、ゆうちょ銀行窓口、持ち帰り弁当・惣菜チェーン、ミスタードーナツ、ダイソー
→ご家族の方でも単身の方でも近くにあるといいなぁ、というのを個人的主観で設定してみました。

勤務地等ターゲット住所の最寄駅
人形町駅( 東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線)
→ここは個々人によって変わる場所ですので、あくまでもご参考程度としてください。


『補足』
■お気に入り該当度
事前に設定したお気に入りカテゴリーに該当するショップがどれだけ設定した範囲内に存在するか、ということを判定した結果になります。

■近隣ショップ充実度
設定した範囲内にどれだけショップが存在するかを判定しています。
お気に入りで設定していないショップも含めた近隣に存在するショップ数になります。

■公共交通機関便利度
設定した範囲内にある駅数や、勤務地等ターゲット住所を設定している場合はターゲット住所の最寄駅までの移動時間、乗り換え回数などを元に判定しています。

■公共施設充実度
範囲内にある公共施設の数によって判定しています。

■学校等教育充実度
範囲内にある学校等教育施設の数によって判定しています。

■生活安心度
災害指定緊急避難場所の有無や洪水等災害リスクの有無によって判定します。
洪水等災害リスクの有無については公表されている地区とされていない地区があり、公表されている地区・地点に該当すると少々差が出やすい項目になっています。

■近隣快適度
範囲内に嫌悪施設と呼ばれる施設の数が少ない方が点数が高くなる項目です。
嫌悪施設という言い方は適切ではないかもしれませんが、風紀を乱す恐れのある施設など、近隣に立地することが嫌がられる施設になります。(不動産用語となります。)
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