どっちの方が自分に合った住み良い立地なのかの検証、今回は山手線穴場駅対決として駒込vs田端です。

住んでいる方以外はあまり降りたことがないという人も多いかもしれませんが、他の山手線の駅に比べ家賃も安く、且つ山手線沿線に住むことができるのがこの駒込と田端です。

住む選択肢として今まで考えたことがない、という方は是非参考にしてみてください。


 駒込は豊島区駒込3丁目のある地点、 田端は北区田端1丁目のある地点で比較しています。

比較にあたっての前提条件は「はじめに：比較事例について」と記事の一番最後に紹介していますので、そちらもご確認ください。


●お気に入り該当度
さて、ではまずはお気に入り該当度について見ていきましょう。

お気に入り該当度は駒込に軍配が上がりました。

駒込は近隣にドラッグストア、食品スーパー、持ち帰り弁当・惣菜チェーン、コンビニ、ゆうちょ銀行というお気に入りショップがありました。

田端は近隣にドラッグストア、食品スーパー、コンビニ、ゆうちょ銀行がありました。

お気に入りショップのジャンル数も、ショップ自体の数も、どちらも駒込の方が多くなっていましたね。

ここは施設数としても倍以上の差があり、そのまま得点差となったことで、駒込の得点が高くなりました。



●近隣ショップ充実度

それでは次に具体的な近隣ショップ充実度を見ていきましょう。

近隣ショップ充実度も駒込に軍配が上がりました。

駒込は近隣に郵便局、スーパー、カフェ、ファストフード、ドラッグストア、ファミレス、百円ショップ、銀行・ATM、コンビニと９種類３９店ありました。

田端は近隣に郵便局、スーパー、カフェ、ファストフード、ドラッグストア、ファミレス、スポーツジム、銀行・ATM、家具・雑貨店、コンビニと１０種類２８店ありました。

どちらも種類としては充実しているのですが、種類の数は田端の方が多くなっています。

ただ、合計店舗数としては駒込の方が多くなっており、特にファストフードは１０店舗を超えています。

ハンバーガーチェーン、牛丼チェーン、カレーショップなど、普段遣いに便利なお店が揃っています。

この店舗数の差が得点差となり、駒込の得点が高くなりました。

参考までに駒込のファストフードショップリストを紹介しておきます。

●公共交通機関便利度
次は公共交通機関便利度です。

公共交通機関便利度は田端に軍配が上がりました。

今回は勤務地（人形町駅設定）までの移動時間、乗換回数にはほとんどなく、圏内駅数も同じとなっています。

その割には点数差が大きく離れていますので、この辺りは調整が必要そうですね。

実際のところはほとんど違いがないと言えるでしょう。

尚、駒込はＪＲ山手線内回り、外回り、東京メトロ南北線が利用でき、田端はＪＲ山手線内回り、外回り、ＪＲ京浜東北線が利用できます。

得点差には疑義がありますが、勤務地までの移動時間に若干の差があり、その分田端の得点が高くなっています。



●公共施設充実度
次は公共施設充実度です。

公共施設充実度は引き分けに終わりました。

どちらも近隣に公共施設が３箇所ありました。

駒込は近隣に交番、図書館と２種類３箇所ありました。

なんと田端も全く同じで、近隣に交番、図書館と２種類３箇所ありました。

どちらも交番２箇所に図書館１箇所と同じ構成になっていました。

ということでここは差がつきませんでしたので引き分けとなります。



●学校等教育充実度
次は学校等教育充実度です。

学校等教育充実度は駒込に軍配が上がりました。

駒込は近隣に学校等教育施設として幼稚園、小学校、中学校、高校、短期大学、専門学校などの専修学校、神学校などの各種学校と、７種類１２箇所ありました。

一通りの学校等教育施設が近隣に揃っていますね。

田端は近隣に幼稚園、小学校、専修学校、各種学校と４種類６箇所の学校等教育施設がありました。

ここは施設数の差がそのまま得点差となりましたので、得点差が少し大きくなり、駒込の得点が高くなりました。



●生活安心度
次は生活安心度になります。

生活安心度は駒込に軍配が上がりました。

駒込は近隣に災害指定緊急避難場所として「洪水、地滑り、地震、内水氾濫」に対応した指定避難所が２箇所と、「大規模な火事」に対応した避難所が１箇所の計３箇所ありました。

田端は近隣に災害指定緊急避難場所はありませんでした。１箇所もないのは少し心配かもしれませんね。

ここも施設数の差がそのまま得点差となり、駒込の得点が高くなりました。



●近隣快適度
最後は近隣快適度になります。

近隣快適度も引き分けとなりました。

駒込は近隣に嫌悪施設と言われる施設として「パチンコ・スロット」が１箇所ありました。

田端も同様に近隣に「パチンコ・スロット」が１箇所ありました。

どちらも「パチンコ・スロット」が１箇所だけですのでそれほど気にするほどではないかと思いますが、同じ施設数として得点としては引き分けに終わっています。



●最終結果
ということで最終的な結果は下記の通りとなりました。

今回の地点では駒込の方が得点が高くなりました。

とはいえどちらも十分住環境として整っている印象だったのではないでしょうか？

山手線沿線に住むことができれば、通勤含め休日のお出かけ等も色々出やすくなり、選択肢が増えます。

休日はアクティブに過ごしたいという方こそこういった山手線沿線を選ぶのは有りかもしれませんね。


ただ、今回はあくまでも駒込のある地点と田端のある地点の比較にしかすぎません。

地点を変えるだけで同じ駅同士の比較であっても全然結果が変わることはよくあります。
（決して駒込駅と田端駅の優劣結果ではありません。ご了承ください。）

是非りっちどっちにログインして実際に気になる具体的な地点を比較してみて下さい。

全然異なる結果になると思いますよ。


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最後に検索にあたっての条件と補足を下記に記載しておきます。

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『条件』
●検索範囲
500m
→徒歩圏内を想定しています。

●お気に入り店舗
食品スーパー、オーケーストア、コンビニチェーン店、ドラッグストア通常店舗、ゆうちょ銀行窓口、持ち帰り弁当・惣菜チェーン、ミスタードーナツ、ダイソー
→ご家族の方でも単身の方でも近くにあるといいなぁ、というのを個人的主観で設定してみました。

●勤務地等ターゲット住所の最寄駅
人形町駅（ 東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線）
→ここは個々人によって変わる場所ですので、あくまでもご参考程度としてください。


『補足』
■お気に入り該当度
事前に設定したお気に入りカテゴリーに該当するショップがどれだけ設定した範囲内に存在するか、ということを判定した結果になります。

■近隣ショップ充実度
設定した範囲内にどれだけショップが存在するかを判定しています。
お気に入りで設定していないショップも含めた近隣に存在するショップ数になります。

■公共交通機関便利度
設定した範囲内にある駅数や、勤務地等ターゲット住所を設定している場合はターゲット住所の最寄駅までの移動時間、乗り換え回数などを元に判定しています。

■公共施設充実度
範囲内にある公共施設の数によって判定しています。

■学校等教育充実度
範囲内にある学校等教育施設の数によって判定しています。

■生活安心度
災害指定緊急避難場所の有無や洪水等災害リスクの有無によって判定します。
洪水等災害リスクの有無については公表されている地区とされていない地区があり、公表されている地区・地点に該当すると少々差が出やすい項目になっています。

■近隣快適度
範囲内に嫌悪施設と呼ばれる施設の数が少ない方が点数が高くなる項目です。
嫌悪施設という言い方は適切ではないかもしれませんが、風紀を乱す恐れのある施設など、近隣に立地することが嫌がられる施設になります。（不動産用語となります。）
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