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谷根千対決:千駄木vs根津

どっちの方が自分に合った住み良い立地なのかの検証、今回は谷根千対決として千駄木vs根津です。

谷根千というのは聞き慣れない方もいるかもしれませんが、谷中・根津・千駄木の頭文字を取った地域のことで、下町風情を残しながら大きい商店街などもある、近年非常に注目を浴びている地域になります。

その谷根千の中から、今回は千駄木と根津を取り上げて比較してみたいと思います。


千駄木は文京区千駄木2丁目のある地点、根津は文京区根津2丁目のある地点で比較しています。

比較にあたっての前提条件は「はじめに:比較事例について」と記事の一番最後に紹介していますので、そちらもご確認ください。


●お気に入り該当度
さて、ではまずはお気に入り該当度について見ていきましょう。





お気に入り該当度は根津に軍配が上がりました。

千駄木は近隣にお気に入りショップとしてドラッグストア、コンビニ、ゆうちょ銀行、ミスタードーナツがありました。





根津は近隣にドラッグストア、食品スーパー、持ち帰り弁当・惣菜チェーン、コンビニ、ゆうちょ銀行がありました。





揃っているお気に入りショップのジャンルは若干異なりますが、店舗数としては大きく違いはありませんでしたね。

これぐらいの誤差でしたら結構人によって好みは分かれるかもしれませんね。

ただ得点としては店舗数の違いもあり、根津の得点が高くなりました。



●近隣ショップ充実度
それでは次に具体的な近隣ショップ充実度を見ていきましょう。





近隣ショップ充実度は千駄木に軍配が上がりました。

千駄木は近隣に郵便局、スーパー、カフェ、ファストフード、ドラッグストア、銀行・ATM、コンビニと7種類19店ありました。

根津は近隣に郵便局、スーパー、カフェ、ファストフード、ドラッグストア、ファミレス、百円ショップ、銀行・ATM、コンビニと9種類18店ありました。

ショップの種類としては根津の方が多かったのですが、店舗数としては千駄木の方が多かったですね。

ただショップ数も1店舗しか違いはありませんでしたので、得点差もわずかになっています。

そのわずかだけ千駄木の得点が高くなりました。



●公共交通機関便利度
次は公共交通機関便利度です。





公共交通機関便利度は根津に軍配が上がりました。

ただここはほとんど差が出ませんでした。

勤務地(人形町駅設定)までの移動時間は少しだけ根津の方が短くなっていますが、勤務地までの乗換回数、500m圏内の駅数はともに同じとなっています。

千駄木も根津もともに東京メトロ千代田線(綾瀬-代々木上原)の隣駅同士ですので、ここは勤務地をどこに設定するか次第で軍配はどっちに上がるかすぐ変わりそうですね。

とはいえ得点差も本当にわずかになっています。あまり全体には影響しないかもしれませんね。

ただ0.1ポイントだけ根津の得点が高くなっています。



●公共施設充実度
次は公共施設充実度です。





公共施設充実度は千駄木に軍配が上がりました。

千駄木は近隣に公共施設として交番、地域庁舎・出張所、図書館、その他図書施設、各種運動施設の5種類7箇所がありました。

根津は近隣に交番、地域庁舎・出張所、消防出張所、図書室の4種類5箇所がありました。

近隣、且つ結構似た施設がどちらにもありますが、もちろん別の施設となっています。

ここは施設数の差で千駄木の得点が高くなりました。



●学校等教育充実度
次は学校等教育充実度です。




学校等教育充実度も千駄木に軍配が上がっています。

ここも僅差ですね。

千駄木は近隣に幼稚園、小学校、中学校の3種類5箇所の学校等教育施設がありました。

根津は近隣に幼稚園、小学校、高校の3種類4箇所の学校等教育施設がありました。

各項目でこれだけあまり得点に差が出ないのも珍しいです。

ただ1箇所千駄木の方が数が多かったので、その分千駄木の得点が高くなりました。



●生活安心度
次は生活安心度になります。





生活安心度は引き分けに終わりました。

どちらも近隣に災害指定緊急避難場所が1箇所となっています。

千駄木は近隣に「洪水、地滑り、高潮、内水氾濫」に対応した指定避難所が1箇所となっています。

根津も近隣に「洪水、地滑り、高潮、内水氾濫」に対応した指定避難所が1箇所あります。

上記ももちろん別の施設なのですが、面白いぐらい似通いますね。

ただここでは得点差は出ませんでした。



●近隣快適度
最後は近隣快適度になります。





近隣快適度も引き分けに終わりました。

千駄木も根津も近隣に嫌悪施設と呼ばれる施設はありませんでした。

差は出ませんでしたが、どちらも良い結果だと言えるでしょう。



●最終結果
ということで最終的な結果は下記の通りとなりました。





今回の地点では千駄木の方が得点が高くなりました。

とはいえ得点差は微々たるものです。

今回はほとんどの項目で大きな得点差は生まれませんでした。

施設としても似た施設が多く、どちらが良いかは個人的な感覚によるかもしれません。


ただ、今回はあくまでも千駄木のある地点と根津のある地点の比較にしかすぎません。

地点を変えるだけで同じ駅同士の比較であっても全然結果が変わることはよくあります。
(決して千駄木駅と根津駅の優劣結果ではありません。ご了承ください。)

是非りっちどっちにログインして実際に気になる具体的な地点を比較してみて下さい。

全然異なる結果になると思いますよ。


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最後に検索にあたっての条件と補足を下記に記載しておきます。

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『条件』
●検索範囲
500m
→徒歩圏内を想定しています。

●お気に入り店舗
食品スーパー、オーケーストア、コンビニチェーン店、ドラッグストア通常店舗、ゆうちょ銀行窓口、持ち帰り弁当・惣菜チェーン、ミスタードーナツ、ダイソー
→ご家族の方でも単身の方でも近くにあるといいなぁ、というのを個人的主観で設定してみました。

勤務地等ターゲット住所の最寄駅
人形町駅( 東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線)
→ここは個々人によって変わる場所ですので、あくまでもご参考程度としてください。


『補足』
■お気に入り該当度
事前に設定したお気に入りカテゴリーに該当するショップがどれだけ設定した範囲内に存在するか、ということを判定した結果になります。

■近隣ショップ充実度
設定した範囲内にどれだけショップが存在するかを判定しています。
お気に入りで設定していないショップも含めた近隣に存在するショップ数になります。

■公共交通機関便利度
設定した範囲内にある駅数や、勤務地等ターゲット住所を設定している場合はターゲット住所の最寄駅までの移動時間、乗り換え回数などを元に判定しています。

■公共施設充実度
範囲内にある公共施設の数によって判定しています。

■学校等教育充実度
範囲内にある学校等教育施設の数によって判定しています。

■生活安心度
災害指定緊急避難場所の有無や洪水等災害リスクの有無によって判定します。
洪水等災害リスクの有無については公表されている地区とされていない地区があり、公表されている地区・地点に該当すると少々差が出やすい項目になっています。

■近隣快適度
範囲内に嫌悪施設と呼ばれる施設の数が少ない方が点数が高くなる項目です。
嫌悪施設という言い方は適切ではないかもしれませんが、風紀を乱す恐れのある施設など、近隣に立地することが嫌がられる施設になります。(不動産用語となります。)
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