どっちの方が自分に合った住み良い立地なのかの検証、今回は西だけど東対決として東村山vs東大和です。

立地的には東京の西の方に位置していますが、どちらも東がつく、というだけで特に意味が深い比較ではありません。

ちなみに東大和は駅としては東大和市駅になります。


東村山は東村山市野口町1丁目のある地点、東大和は東大和市向原6丁目のある地点で比較しています。

比較にあたっての前提条件は「はじめに：比較事例について」と記事の一番最後に紹介していますので、そちらもご確認ください。


●お気に入り該当度
さて、ではまずはお気に入り該当度について見ていきましょう。

お気に入り該当度は東村山に軍配が上がりました。

東村山は近隣にドラッグストア、持ち帰り弁当・惣菜チェーン、コンビニ、ゆうちょ銀行の４種類のお気に入り該当ショップがありました。

東大和は近隣にドラッグストア、コンビニ、ゆうちょ銀行、ダイソー、ミスタードーナツの５種類のお気に入り該当ショップがありました。

お気に入りの種類としては東大和の方が多かったのですが、特にコンビニの店舗数が多かったので、合計店舗数としては東村山の方が多くなりました。

東村山の近隣にあるコンビニは、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップと満遍なく揃っており、コンビニ充実度は高いですね。

結果店舗数の差が得点の差となり、東村山の得点が高くなりました。



●近隣ショップ充実度

それでは次に具体的な近隣ショップ充実度を見ていきましょう。

近隣ショップ充実度も東村山に軍配が上がりました。

東村山は近隣に郵便局、スーパー、カフェ、ファストフード、ドラッグストア、ファミレス、百円ショップ、銀行・ATM、コンビニと９種類３０店ありました。ショップの種類としてもかなり充実していますね。

東大和は郵便局、スーパー、ファストフード、ドラッグストア、百円ショップ、銀行・ATM、コンビニと７種類１６店ありました。

ショップの種類としても東村山の方が多く、ショップ数は倍近く違いがありますね。

具体的なショップとしても、東村山はイトーヨーカドーやマクドナルド、コメダ珈琲など魅力的な店舗がありますね。

東大和にも西友やダイソーなど魅力的な店舗が揃っています。

ただ店舗数の差から、ここでは東村山の得点が高くなりました。



●公共交通機関便利度
次は公共交通機関便利度です。

公共交通機関便利度も東村山に軍配が上がりました。

そもそも今回の勤務地設定が人形町駅となっていますので、どちらも勤務地までの距離・時間は遠くなっています。

ただその中でも少し差が出ています。

勤務地までの移動時間、乗換回数はどちらも東村山に軍配が上がることになっています。
特に移動時間は１０分ぐらい差がありますね。

また、５００m圏内にある駅数も少し差が出ました。これは駅数というよりも利用できる路線数の差ですね。

東村山は西武新宿線、西武西武園線、西武国分寺線の３路線が利用可能です。

東大和は西武拝島線の１路線が利用可能です。

勤務地までの移動時間や乗換回数、圏内駅数の差から、東村山の得点が高くなっています。



●公共施設充実度
次は公共施設充実度です。

公共施設充実度も東村山に軍配が上がっています。

東村山は近隣に公共施設として交番、警察署、税務署、地域庁舎・出張所、各種運動施設の５種類５箇所ありました。

東大和は近隣に図書館が１箇所ありました。

東大和は近隣の公共施設の数はちょっと少なかったかもしれませんね。

この辺りは今回の検索ポイントを変えるだけでまた全然結果が変わったかもしれません。

ここは施設数の差がそのまま得点差になり、東村山の得点が高くなりました。



●学校等教育充実度
次は学校等教育充実度です。

学校等教育充実度は引き分けに終わりました。

なんと東村山も東大和もどちらも近隣に学校等教育施設はありませんでした。

ここも公共施設充実度と同様、ちょっと検索ポイントを変えるだけでまた全然違った結果になったかもしれませんね。

ただどちらも近隣施設数が０箇所でしたので、得点としては同じ得点となりました。



●生活安心度
次は生活安心度になります。

生活安心度は東大和に軍配が上がりました。

東村山は近隣に災害指定緊急避難場所はありませんでした。

東大和は近隣に「地震、大規模な火事、内水氾濫」に対応した災害指定緊急避難場所が１箇所ありました。

数としては１箇所の違いですので得点差としては大きくありませんが、それでももしもの時に近隣に災害指定緊急避難場所があるかどうかは住む上で大きな違いかもしれませんね。

得点差は大きくないですが、施設数の分だけ東大和の得点が高くなりました。



●近隣快適度
最後は近隣快適度になります。

近隣快適度も東大和に軍配が上がりました。

ここは施設数の差に比べて少し得点差が出過ぎてしまっていますね。りっちどっちとしても要改善の部分かもしれません。

東村山は近隣に嫌悪施設と呼ばれる施設、パチンコ・スロットが３箇所ありました。

対して東大和には近隣に嫌悪施設がありませんでした。

ここはあると無いの差は住み心地としても大きいかもしれませんが、それにしても少し得点差が出過ぎてしまいましたね。

ただ施設数の差の分、今回は東大和の得点が高くなっています。



●最終結果
ということで最終的な結果は下記の通りとなりました。

今回の地点では東村山の方が得点が高くなりました。

ただ近隣快適度で大きく東大和が盛り返した分、総合得点としては大きな差にはなりませんでした。

とはいえ東村山は近隣にお店や施設が多かったので、今回の結果としては納得感が高い人も多いかもしれませんね。


ただ、今回はあくまでも東村山のある地点と東大和のある地点の比較にしかすぎません。

地点を変えるだけで同じ駅同士の比較であっても全然結果が変わることはよくあります。
（決して東村山駅と東大和市駅の優劣結果ではありません。ご了承ください。）

是非りっちどっちにログインして実際に気になる具体的な地点を比較してみて下さい。

全然異なる結果になると思いますよ。


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最後に検索にあたっての条件と補足を下記に記載しておきます。

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『条件』
●検索範囲
500m
→徒歩圏内を想定しています。

●お気に入り店舗
食品スーパー、オーケーストア、コンビニチェーン店、ドラッグストア通常店舗、ゆうちょ銀行窓口、持ち帰り弁当・惣菜チェーン、ミスタードーナツ、ダイソー
→ご家族の方でも単身の方でも近くにあるといいなぁ、というのを個人的主観で設定してみました。

●勤務地等ターゲット住所の最寄駅
人形町駅（ 東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線）
→ここは個々人によって変わる場所ですので、あくまでもご参考程度としてください。


『補足』
■お気に入り該当度
事前に設定したお気に入りカテゴリーに該当するショップがどれだけ設定した範囲内に存在するか、ということを判定した結果になります。

■近隣ショップ充実度
設定した範囲内にどれだけショップが存在するかを判定しています。
お気に入りで設定していないショップも含めた近隣に存在するショップ数になります。

■公共交通機関便利度
設定した範囲内にある駅数や、勤務地等ターゲット住所を設定している場合はターゲット住所の最寄駅までの移動時間、乗り換え回数などを元に判定しています。

■公共施設充実度
範囲内にある公共施設の数によって判定しています。

■学校等教育充実度
範囲内にある学校等教育施設の数によって判定しています。

■生活安心度
災害指定緊急避難場所の有無や洪水等災害リスクの有無によって判定します。
洪水等災害リスクの有無については公表されている地区とされていない地区があり、公表されている地区・地点に該当すると少々差が出やすい項目になっています。

■近隣快適度
範囲内に嫌悪施設と呼ばれる施設の数が少ない方が点数が高くなる項目です。
嫌悪施設という言い方は適切ではないかもしれませんが、風紀を乱す恐れのある施設など、近隣に立地することが嫌がられる施設になります。（不動産用語となります。）
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