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ネームバリュー対決:浅草vs銀座

どっちの方が自分に合った住み良い立地なのかの検証、今回はネームバリュー対決として浅草vs銀座です。

東京が世界に誇る街、トップ2とも言えるかもしれませんね。

浅草、銀座、どちらもネームバリューとしてはトップクラスです。

ただ浅草や銀座に住むとなった場合、あまりイメージできない人も多いのではないでしょうか?

そんな2つの街を比較していきます。


浅草は台東区雷門2丁目のある地点、銀座は中央区銀座7丁目のある地点で比較しています。

比較にあたっての前提条件は「はじめに:比較事例について」と記事の一番最後に紹介していますので、そちらもご確認ください。


●お気に入り該当度
さて、ではまずはお気に入り該当度について見ていきましょう。





お気に入り該当度は銀座に軍配が上がっています。

浅草はお気に入りのジャンルとして、ドラッグストア、食品スーパー、持ち帰り弁当・惣菜チェーン、コンビニ、ゆうちょ銀行、ダイソー、ミスタードーナツと7種類の店舗が揃っています。これだけ揃っていると満足度が高いですね。

銀座はドラッグストア、コンビニ、ゆうちょ銀行、ミスタードーナツの4種類の店舗が近隣にあります。

種類としては浅草の方が多く揃っているのですが、合計店舗数としては銀座の方が多くなっています。

特にコンビニの店舗数が多いですね。コンビニの店舗数の多さが全体の店舗数に影響し、銀座の得点が高くなりました。



●近隣ショップ充実度
それでは次に具体的な近隣ショップ充実度を見ていきましょう。





近隣ショップ充実度も銀座に軍配が上がっています。

どちらもお店のジャンル、店舗数ともにかなり揃っています。ただやはり少し色合いが異なりそうです。

浅草は郵便局、スーパー、カフェ、ファストフード、ドラッグストア、ファミレス、百円ショップ、銀行・ATM、大型商業施設、家具・雑貨店、コンビニと、11種類112店ものお店が近隣に揃っています。

銀座は郵便局、スーパー、カフェ、ファストフード、ドラッグストア、ファミレス、百円ショップ、スポーツジム、銀行・ATM、大型商業施設、家具・雑貨店、コンビニの12種類144店のお店が近隣にあります。

どちらも充実しまくっていますね。どちらも不便を感じることはなさそうです。

特徴としては、浅草は比較的満遍なく店舗数が揃っており、銀座はジャンルごとに店舗数の差が少し大きくなっています。

銀座は特にカフェ、銀行・ATM、コンビニの店舗数が多く、そのことで合計店舗数も多くなり、結果として得点も高くなりました。



●公共交通機関便利度
次は公共交通機関便利度です。





公共交通機関便利度も銀座に軍配が上がっています。

勤務地(人形町駅設定)までの乗換回数はどちらも同じで0回となっており、勤務地までの移動時間はむしろ銀座の方が時間がかかっているのですが、500m圏内駅数に差が出ました。

浅草は圏内駅数4駅となっており、都営地下鉄浅草線、東京メトロ銀座線、東武スカイツリーライン(浅草-東武動物公園)の3路線利用可能となっています。

銀座は圏内駅数8駅と多く、都営地下鉄浅草線、東京メトロ日比谷線、東京メトロ銀座線、東京メトロ丸ノ内線(池袋-荻窪)、ゆりかもめと5路線の利用が可能になっています。

特に銀座は場所柄として銀座駅だけでなく、東銀座や新橋も利用可能なことから圏内駅数が増えています。

結果圏内駅数が大きく影響して、銀座の方が得点が高くなっています。



●公共施設充実度
次は公共施設充実度です。





公共施設充実度は浅草に軍配が上がりました。

浅草は近隣に公共施設として交番や地域庁舎・出張所、都税事務所、消防署、消防出張所、各種運動施設と6種類10箇所あります。

銀座は交番、消防出張所の2種類6箇所の公共施設が近隣にありました。

どちらも人が多く集まる街ならではなのかもしれませんが、交番が5箇所ずつありました。やはり人が多く集まる場所は交番が多くなるのかもしれませんね。

結果として公共施設数の多い浅草の得点が高くなっています。



●学校等教育充実度
次は学校等教育充実度です。




学校等教育充実度も浅草に軍配が上がりました。

浅草は学校等教育施設として近隣に幼稚園と小学校の2種類4箇所あります。

銀座は幼稚園、小学校、中学校の3種類3箇所が近隣にあります。

どちらも特段施設数が多いわけではありませんが、それでも最低限幼稚園と小学校が近くにあると安心しますね。

あまり差はついていませんが、ここは施設数の差で浅草の得点が高くなっています。



●生活安心度
次は生活安心度になります。





生活安心度は引き分けに終わっています。

どちらも災害指定緊急避難場所が近隣に2箇所ありました。

浅草は2箇所とも「洪水、高潮、内水氾濫」に対応しており、どちらも指定避難所になっています。

銀座も2箇所とも同じ災害に対応した指定避難所になっており、「洪水、高潮、地震、内水氾濫」に対応しています。

ここは施設数に差が出ませんでしたので、得点も同じとなっています。



●近隣快適度
最後は近隣快適度になります。





近隣快適度は銀座に軍配が上がっています。

浅草は近隣に嫌悪施設としてラブホテルやパチンコ・スロットが6箇所ありました。

銀座は近隣に嫌悪施設がありませんでした。

ここは銀座の近隣に嫌悪施設がなかったことで、少し大きく得点差が開いてしまいました。



●最終結果
ということで最終的な結果は下記の通りとなりました。





今回の地点では銀座の方が得点が高くなりました。

ただ、浅草も銀座も単に人が多く集まる街というだけでなく、住環境として十分魅力的な街であることもよくわかりました。

買い物に行く、観光する、というだけでなく、そこで生活するという視点だけで見ても他の街と遜色ないどころか魅力的な点も多々ありました。

今回はより商業地としての色合いの強さが得点差に現れ、銀座の得点の方が高くなりましたが、ここまで充実していると好みの問題なようにも思われます。


ただ、今回はあくまでも浅草のある地点と銀座のある地点の比較にしかすぎません。

地点を変えるだけで同じ駅同士の比較であっても全然結果が変わることはよくあります。
(決して浅草駅と銀座駅の優劣結果ではありません。ご了承ください。)

是非りっちどっちにログインして実際に気になる具体的な地点を比較してみて下さい。

全然異なる結果になると思いますよ。


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最後に検索にあたっての条件と補足を下記に記載しておきます。

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『条件』
●検索範囲
500m
→徒歩圏内を想定しています。

●お気に入り店舗
食品スーパー、オーケーストア、コンビニチェーン店、ドラッグストア通常店舗、ゆうちょ銀行窓口、持ち帰り弁当・惣菜チェーン、ミスタードーナツ、ダイソー
→ご家族の方でも単身の方でも近くにあるといいなぁ、というのを個人的主観で設定してみました。

勤務地等ターゲット住所の最寄駅
人形町駅( 東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線)
→ここは個々人によって変わる場所ですので、あくまでもご参考程度としてください。


『補足』
■お気に入り該当度
事前に設定したお気に入りカテゴリーに該当するショップがどれだけ設定した範囲内に存在するか、ということを判定した結果になります。

■近隣ショップ充実度
設定した範囲内にどれだけショップが存在するかを判定しています。
お気に入りで設定していないショップも含めた近隣に存在するショップ数になります。

■公共交通機関便利度
設定した範囲内にある駅数や、勤務地等ターゲット住所を設定している場合はターゲット住所の最寄駅までの移動時間、乗り換え回数などを元に判定しています。

■公共施設充実度
範囲内にある公共施設の数によって判定しています。

■学校等教育充実度
範囲内にある学校等教育施設の数によって判定しています。

■生活安心度
災害指定緊急避難場所の有無や洪水等災害リスクの有無によって判定します。
洪水等災害リスクの有無については公表されている地区とされていない地区があり、公表されている地区・地点に該当すると少々差が出やすい項目になっています。

■近隣快適度
範囲内に嫌悪施設と呼ばれる施設の数が少ない方が点数が高くなる項目です。
嫌悪施設という言い方は適切ではないかもしれませんが、風紀を乱す恐れのある施設など、近隣に立地することが嫌がられる施設になります。(不動産用語となります。)
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