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古書の街対決:神保町vs早稲田

どっちの方が自分に合った住み良い立地なのかの検証、今回は古書の街対決として神保町vs早稲田です。

神保町といえば古書の街として有名ですが、早稲田も意外と古書店が多い街になっています。

どちらも大学が近くにありますので、学生の街、という言い方もできますね。

古書店が多い街の住環境はどうなっているのでしょうか。


神保町は千代田区神田神保町1丁目のある地点、 早稲田は新宿区喜久井町のある地点で比較しています。

比較にあたっての前提条件は「はじめに:比較事例について」と記事の一番最後に紹介していますので、そちらもご確認ください。


●お気に入り該当度
さて、ではまずはお気に入り該当度について見ていきましょう。





お気に入り該当度は神保町に軍配が上がっています。

神保町は近隣にお気に入りショップとしてドラッグストア、持ち帰り弁当・惣菜チェーン、コンビニ、ゆうちょ銀行、ダイソーがありました。

早稲田は近隣にドラッグストア、食品スーパー、持ち帰り弁当・惣菜チェーン、コンビニ、ゆうちょ銀行、ダイソーがありました。

どちらも学生の街ならではと言えるのか、持ち帰り弁当・惣菜チェーンやコンビニがありますね。

ただ特に神保町はコンビニの数がかなり多くなっています。

ジャンルは早稲田の方が多くなっているのですが、コンビニの数の分全体の店舗数が多くなっており、神保町の得点が高くなりました。



●近隣ショップ充実度
それでは次に具体的な近隣ショップ充実度を見ていきましょう。





近隣ショップ充実度も神保町に軍配が上がっています。

神保町は近隣に郵便局、スーパー、カフェ、ファストフード、ドラッグストア、ファミレス、百円ショップ、スポーツジム、銀行・ATM、コンビニと10種類104店ありました。

早稲田は近隣に郵便局、スーパー、カフェ、ファストフード、ドラッグストア、ファミレス、百円ショップ、銀行・ATM、コンビニの9種類44店ありました。

近隣に揃うショップのジャンルは大きな違いはありませんでしたが、店舗数はちょっと差が出ましたね。

特に神保町は前述のコンビニに加え、カフェ、ファストフード、銀行・ATMの店舗数が17店舗と多くなっています。

早稲田も少ないわけではないのですが、やはり神保町の店舗数が多すぎる結果になりましたので、少し得点差が開く結果となりました。



●公共交通機関便利度
次は公共交通機関便利度です。





公共交通機関便利度も神保町に軍配が上がっています。

ここは勤務地の設定が人形町駅になっていますので、その影響も受けています。

そのため、勤務地までの移動時間、勤務地までの乗換回数はともに神保町に軍配が上がっています。

また圏内駅数も神保町の方が多くなっています。

神保町は東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄新宿線、都営地下鉄三田線の3路線利用できます。

早稲田は東京メトロ東西線を利用できます。

勤務地設定を別の場所に設定するとまた結果が変わってくるかもしれませんが、今回は神保町の得点の方が高くなっています。



●公共施設充実度
次は公共施設充実度です。





公共施設充実度はなんと引き分けでした。

どちらも近隣に公共施設が3箇所ありました。

神保町は近隣に交番、地域庁舎・出張所の2種類3箇所の公共施設がありました。

早稲田は交番、消防出張所、各種運動施設の3種類3箇所の公共施設がありました。

どちらも施設の種類は異なりますが、施設数は同じでしたので得点としては同じとなっています。



●学校等教育充実度
次は学校等教育充実度です。




学校等教育充実度は神保町に軍配が上がっています。

神保町はすごいですね。近隣に学校等教育施設数が32箇所もあります。

今回ここが最も得点差が大きくなりました。

神保町は近隣に学校等教育施設として中学校、高校、大学、短期大学、専門学校等の専修学校、各種学校の6種類32箇所ありました。

面白いのは、これだけ施設数があるのに、幼稚園、小学校が無く、大学が5箇所、短期大学も含めると6箇所もありました。

やはりかなり特徴の強い街ですね。

早稲田は幼稚園、小学校、中学校、高校、専修学校の5種類6箇所ありました。

早稲田は逆に満遍なく揃っていますね。

ただ施設数に大きく差が出ましたので、神保町の得点が高くなっています。



●生活安心度
次は生活安心度になります。





生活安心度も引き分けに終わっています。

どちらも近隣にある災害指定緊急避難場所は1箇所となっています。

神保町は「洪水、地滑り、地震、内水氾濫」に対応した指定避難所となっています。

早稲田は「地震、大規模な火事」の避難所がありました。

施設数が同じですので、得点数も同じとなっています。



●近隣快適度
最後は近隣快適度になります。





近隣快適度も引き分けになっています。

今回引き分けが多くなっています。

どちらも近隣に嫌悪施設はありませんでした。

良い結果と捉えておきましょう。



●最終結果
ということで最終的な結果は下記の通りとなりました。





今回の地点では神保町の方が得点が高くなりました。

全体的に神保町に軍配が上がることが多く、結果得点差としても少し離れることになりました。

特に学校等教育充実度の得点差が大きくなりましたね。


ただ、今回はあくまでも神保町のある地点と早稲田のある地点の比較にしかすぎません。

地点を変えるだけで同じ駅同士の比較であっても全然結果が変わることはよくあります。
(決して神保町駅と早稲田駅の優劣結果ではありません。ご了承ください。)

是非りっちどっちにログインして実際に気になる具体的な地点を比較してみて下さい。

全然異なる結果になると思いますよ。


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最後に検索にあたっての条件と補足を下記に記載しておきます。

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『条件』
●検索範囲
500m
→徒歩圏内を想定しています。

●お気に入り店舗
食品スーパー、オーケーストア、コンビニチェーン店、ドラッグストア通常店舗、ゆうちょ銀行窓口、持ち帰り弁当・惣菜チェーン、ミスタードーナツ、ダイソー
→ご家族の方でも単身の方でも近くにあるといいなぁ、というのを個人的主観で設定してみました。

勤務地等ターゲット住所の最寄駅
人形町駅( 東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線)
→ここは個々人によって変わる場所ですので、あくまでもご参考程度としてください。


『補足』
■お気に入り該当度
事前に設定したお気に入りカテゴリーに該当するショップがどれだけ設定した範囲内に存在するか、ということを判定した結果になります。

■近隣ショップ充実度
設定した範囲内にどれだけショップが存在するかを判定しています。
お気に入りで設定していないショップも含めた近隣に存在するショップ数になります。

■公共交通機関便利度
設定した範囲内にある駅数や、勤務地等ターゲット住所を設定している場合はターゲット住所の最寄駅までの移動時間、乗り換え回数などを元に判定しています。

■公共施設充実度
範囲内にある公共施設の数によって判定しています。

■学校等教育充実度
範囲内にある学校等教育施設の数によって判定しています。

■生活安心度
災害指定緊急避難場所の有無や洪水等災害リスクの有無によって判定します。
洪水等災害リスクの有無については公表されている地区とされていない地区があり、公表されている地区・地点に該当すると少々差が出やすい項目になっています。

■近隣快適度
範囲内に嫌悪施設と呼ばれる施設の数が少ない方が点数が高くなる項目です。
嫌悪施設という言い方は適切ではないかもしれませんが、風紀を乱す恐れのある施設など、近隣に立地することが嫌がられる施設になります。(不動産用語となります。)
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