どっちの方が自分に合った住み良い立地なのかの検証、今回はディープ対決として新小岩vs蒲田です。

何がディープか、と言われたら難しいですが、新小岩も蒲田もディープな街、と言われると確かに、となりやすい、そんな気がします。

じゃあ実際に何がディープなのか、ということを比較して赤裸々にできれば、ということで比較をしてみます！


新小岩は葛飾区新小岩２丁目のある地点、蒲田は大田区蒲田５丁目のある地点で比較しています。

比較にあたっての前提条件は「はじめに：比較事例について」と記事の一番最後に紹介していますので、そちらもご確認ください。


●お気に入り該当度
さて、ではまずはお気に入り該当度について見ていきましょう。

お気に入り該当度は蒲田に軍配が上がりました。

ただどちらもお気に入り該当ショップのジャンルは同じになっています。

新小岩はドラッグストア、食品スーパー、持ち帰り弁当・惣菜チェーン、コンビニ、ゆうちょ銀行、ダイソー、ミスタードーナツの７種類となっています。

そして蒲田も同じくドラッグストア、食品スーパー、持ち帰り弁当・惣菜チェーン、コンビニ、ゆうちょ銀行、ダイソー、ミスタードーナツの７種類です。

これだけお気に入りショップが揃っているとそれだけで満足度が高そうですね。

ここは特に蒲田においてコンビニの数が多く、それが結果合計店舗数、得点に直結することになりました。



●近隣ショップ充実度

それでは次に具体的な近隣ショップ充実度を見ていきましょう。

近隣ショップ充実度も蒲田に軍配が上がりました。

新小岩は郵便局、スーパー、カフェ、ファストフード、ドラッグストア、ファミレス、百円ショップ、スポーツジム、銀行・ATM、大型商業施設、コンビニと１１種類７１店あります。かなり充実していますね。

対する蒲田は郵便局、スーパー、カフェ、ファストフード、ドラッグストア、ファミレス、百円ショップ、スポーツジム、銀行・ATM、大型商業施設、家具・雑貨店、ホームセンター、コンビニと、なんと１３種類１４２店もあります。

新小岩でも十分揃っていると言えるのですが、蒲田はすごいですね。店舗数だけ見ても新小岩の倍の店舗数があります。

特にファストフード、銀行・ATM、コンビニの数がかなり充実しています。

とはいえ、スーパーに関しては新小岩も１３店、蒲田も１４店とどちらもかなりの数があります。

蒲田の充実度はすごいですが、新小岩も普段生活する上では不満を感じることはなさそうですね。

ただ店舗数の差から、少し得点差がつく結果となりました。



●公共交通機関便利度
次は公共交通機関便利度です。

公共交通機関便利度は新小岩に軍配が上がっています。

勤務地（人形町駅設定）までの乗り換え回数や、５００m圏内にある駅数は同じなのですが、勤務地までの移動時間に差が出ることになり、それがそのまま得点差になりました。

ただ新小岩はJR総武本線、JR総武線快速、JR中央・総武線各駅停車とJRのみなのに対して、蒲田はJR京浜東北線、東急池上線、東急多摩川線と３路線利用できます。

実際得点差としてはほとんどありませんので、ここは勤務地をどこに設定するかで結果が全然変わってきそうですね。



●公共施設充実度
次は公共施設充実度です。

公共施設充実度は蒲田に軍配が上がりました。

新小岩は交番、地域庁舎・出張所の２種類２ヶ所の公共施設が近隣にありました。

対して蒲田は交番、地域庁舎・出張所に加え、区役所、図書館、警察署、税務署と、６種類８ヶ所の公共施設が近隣にありました。

ここはシンプルに施設数が得点差となり、蒲田の得点が高くなりました。



●学校等教育充実度
次は学校等教育充実度です。

学校等教育充実度は蒲田に軍配が上がっています。

新小岩は近隣に学校等教育施設として幼稚園、小学校、大学、専門学校などの専修学校、の４種類４施設があります。

蒲田は近隣に小学校、中学校、高校、専門学校などの専修学校、日本語学校などの各種学校など、５種類８施設があります。

学区によっては異なる場合もあるかもしれませんが、近くに通う学校がある環境は何かと都合つきやすくいいかもしれませんね。

こちらも施設数がそのまま得点差となっていますので、蒲田の得点が高くなっています。



●生活安心度
次は生活安心度になります。

生活安心度は引き分けとなっています。

なんとどちらも災害指定緊急避難場所が０箇所でした。

比較する上では差は出ませんでしたが、住環境としては近くに災害指定緊急避難場所がないのは少し心配ポイントかもしれませんね。



●近隣快適度
最後は近隣快適度になります。

近隣快適度は新小岩に軍配が上がっています。

新小岩は近隣に嫌悪施設としてパチンコ・スロット、ラブホテルなどが１１箇所あります。

蒲田も同様にパチンコ・スロット、ラブホテルなどがあり、こちらは２１箇所あります。

蒲田はかなり多いですが、新小岩もあまり少ないとはいえない数の施設がありますね。

ただ施設数の差が得点差となりますので、こちらは新小岩の得点が高くなる結果となっています。



●最終結果
ということで最終的な結果は下記の通りとなりました。

今回の地点では蒲田の方が得点が高くなりました。

加点対象となる施設も、減点対象となる施設もどちらも蒲田の方が多くなっていました。

利便性という意味では新小岩も十分利便性高い地域ということは十分わかりつつ、蒲田は良くも悪くもかなりの施設数がある、ということがわかりました。

住環境として何を求めるかで捉え方も全然変わってくるかもしれませんね。


ただ、今回はあくまでも新小岩のある地点と蒲田のある地点の比較にしかすぎません。

地点を変えるだけで同じ駅同士の比較であっても全然結果が変わることはよくあります。
（決して新小岩駅と蒲田駅の優劣結果ではありません。ご了承ください。）

是非りっちどっちにログインして実際に気になる具体的な地点を比較してみて下さい。

全然異なる結果になると思いますよ。


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最後に検索にあたっての条件と補足を下記に記載しておきます。

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『条件』
●検索範囲
500m
→徒歩圏内を想定しています。

●お気に入り店舗
食品スーパー、オーケーストア、コンビニチェーン店、ドラッグストア通常店舗、ゆうちょ銀行窓口、持ち帰り弁当・惣菜チェーン、ミスタードーナツ、ダイソー
→ご家族の方でも単身の方でも近くにあるといいなぁ、というのを個人的主観で設定してみました。

●勤務地等ターゲット住所の最寄駅
人形町駅（ 東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線）
→ここは個々人によって変わる場所ですので、あくまでもご参考程度としてください。


『補足』
■お気に入り該当度
事前に設定したお気に入りカテゴリーに該当するショップがどれだけ設定した範囲内に存在するか、ということを判定した結果になります。

■近隣ショップ充実度
設定した範囲内にどれだけショップが存在するかを判定しています。
お気に入りで設定していないショップも含めた近隣に存在するショップ数になります。

■公共交通機関便利度
設定した範囲内にある駅数や、勤務地等ターゲット住所を設定している場合はターゲット住所の最寄駅までの移動時間、乗り換え回数などを元に判定しています。

■公共施設充実度
範囲内にある公共施設の数によって判定しています。

■学校等教育充実度
範囲内にある学校等教育施設の数によって判定しています。

■生活安心度
災害指定緊急避難場所の有無や洪水等災害リスクの有無によって判定します。
洪水等災害リスクの有無については公表されている地区とされていない地区があり、公表されている地区・地点に該当すると少々差が出やすい項目になっています。

■近隣快適度
範囲内に嫌悪施設と呼ばれる施設の数が少ない方が点数が高くなる項目です。
嫌悪施設という言い方は適切ではないかもしれませんが、風紀を乱す恐れのある施設など、近隣に立地することが嫌がられる施設になります。（不動産用語となります。）
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