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飲み屋街対決:赤羽vs高円寺

どっちの方が自分に合った住み良い立地なのかの検証、今回は飲み屋街対決として赤羽vs高円寺です。

もしかしたらちょっと印象は異なるかもしれませんが、赤羽といえば飲み屋街、高円寺といえば飲み屋街、という印象を持つ方も多いのではないでしょうか?

飲み屋街と居住地となるとギャップがあるかもしれませんが、飲み屋街として有名な場所で住むとしたらどうなのか、どっちの方が住み良いのか、ということを調べていきます。

結果的にとても良い比較になっていますよ。


赤羽は北区赤羽南1丁目のある地点、高円寺は杉並区高円寺南4丁目のある地点で比較しています。

比較にあたっての前提条件は「はじめに:比較事例について」と記事の一番最後に紹介していますので、そちらもご確認ください。


●お気に入り該当度
さて、ではまずはお気に入り該当度について見ていきましょう。





お気に入り該当度としては高円寺に軍配が上がりました。

どちらも居住地としても優れているのがよくわかりますね。

お気に入り8種類の内、どちらも7種類揃っています。

赤羽はお気に入りとしてドラッグストア、食品スーパー、お持ち帰り弁当・惣菜チェーン、コンビニ、ゆうちょ銀行、ダイソー、ミスタードーナツが揃っています。

高円寺はドラッグストア、食品スーパー、お持ち帰り弁当・惣菜チェーン、コンビニ、ゆうちょ銀行、ダイソー、オーケーストアが揃っています。

どちらの立地も欲しいお店がほとんど揃っていると言えるでしょう。

高円寺の方がコンビニの数が多く、その差がわずかに得点差として現れました。

ただほとんど違いがないと言えますね。



●近隣ショップ充実度
それでは次に具体的な近隣ショップ充実度を見ていきましょう。





近隣ショップ充実度は赤羽に軍配が上がりました。

ここは少し店舗数に差が出ましたね。

赤羽は郵便局、スーパー、カフェ、ファストフード、ドラッグストア、ファミレス、百円ショップ、スポーツジム、銀行・ATM、大型商業施設、コンビニと11種類87店が揃っています。

高円寺は郵便局、スーパー、カフェ、ファストフード、ドラッグストア、ファミレス、百円ショップ、銀行・ATM、コンビニの9種類65店が揃っています。

赤羽は特にファストフードが揃っていますね。ファストフードだけで29店舗もあります。ハンバーガーチェーンやどんぶり・定食チェーン、牛丼チェーンなど多種多様揃っています。

高円寺の方がコンビニが多かったりするのですが、ファストフードなどの店舗数の差がそのまま得点数の差となりました。



●公共交通機関便利度
次は公共交通機関便利度です。





公共交通機関便利度は赤羽に軍配が上がっています。

ここはびっくりなのですが、勤務地(人形町駅設定)までの移動時間(41分)、乗換回数(1回)ともにどちらも同じ結果となりました。

ただ圏内駅数が赤羽は5駅、高円寺は3駅ということで、この差が得点差に繋がりました。実際には駅数の差ではなく、利用可能路線数の違いとなります。

赤羽はJR宇都宮線、JR高崎線、JR湘南新宿ライン、JR埼京線、JR京浜東北線の5路線利用可能です。

高円寺はJR中央本線(東京-塩尻)、JR中央線快速、JR中央・総武線各駅停車が利用可能です。

ただどちらも勤務地への移動という点で考えると利便性には大きく違いがないかもしれませんね。



●公共施設充実度
次は公共施設充実度です。





公共施設充実度は赤羽に軍配が上がりました。

赤羽は交番、図書館、消防署、地域庁舎・出張所、各種運動施設の5種類7箇所の公共施設が近隣にありました。

高円寺は交番、図書館、消防出張所の3種類4箇所の公共施設が近隣にあります。

公共施設の充実度という意味では今回の地点の赤羽の方が充実していました。

施設数の差がそのまま得点差となって現れています。



●学校等教育充実度
次は学校等教育充実度です。




学校等教育充実度は高円寺に軍配が上がっています。

赤羽は幼稚園、小学校、中学校に加え、珠算学校などの各種学校、計4種類6箇所の学校等教育施設が近隣にあります。

高円寺は幼稚園、小学校、中学校、高校に加え、専門学校などの専修学校、計5種類10箇所の学校等教育施設が近隣にあります。

高円寺は特に専修学校が多く、専修学校だけで6施設ありました。

その差が得点差となっています。


●生活安心度
次は生活安心度になります。





生活安心度はどちらも近隣に災害指定緊急避難場所がなく、ここでは差が出ませんでした。

近隣に災害指定緊急避難場所が1箇所もないのは少し心配になりますが、2地点の比較という意味では差が出ませんでした。



●近隣快適度
最後は近隣快適度になります。





近隣快適度は高円寺に軍配が上がりました。

赤羽は近隣に嫌悪施設としてパチンコ・スロットが6箇所ありました。

高円寺は近隣にラブホテルとパチンコ・スロットが併せて5箇所ありました。

大きな違いとはなりませんでしたが、施設数の少なさからここは高円寺に軍配が上がっています。



●最終結果
ということで最終的な結果は下記の通りとなりました。




今回の地点では赤羽の方が得点が高くなりました。

ただたったの3.6ポイント差です。

ほとんど差がないと言って良いでしょう。

どちらも飲屋街でありながら住宅地域でもありますので、住む上で必要な施設は十分に揃っており、どちらも快適に過ごせる環境だと言えるでしょう。

これだけ差がないと後は個々人の好み次第と言えるかもしれませんね。


ただ、今回はあくまでも赤羽のある地点と高円寺のある地点の比較にしかすぎません。

地点を変えるだけで同じ駅同士の比較であっても全然結果が変わることはよくあります。
(決して赤羽駅と高円寺駅の優劣結果ではありません。ご了承ください。)

是非りっちどっちにログインして実際に気になる具体的な地点を比較してみて下さい。

全然異なる結果になると思いますよ。


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最後に検索にあたっての条件と補足を下記に記載しておきます。

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『条件』
●検索範囲
500m
→徒歩圏内を想定しています。

●お気に入り店舗
食品スーパー、オーケーストア、コンビニチェーン店、ドラッグストア通常店舗、ゆうちょ銀行窓口、持ち帰り弁当・惣菜チェーン、ミスタードーナツ、ダイソー
→ご家族の方でも単身の方でも近くにあるといいなぁ、というのを個人的主観で設定してみました。

勤務地等ターゲット住所の最寄駅
人形町駅( 東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線)
→ここは個々人によって変わる場所ですので、あくまでもご参考程度としてください。


『補足』
■お気に入り該当度
事前に設定したお気に入りカテゴリーに該当するショップがどれだけ設定した範囲内に存在するか、ということを判定した結果になります。

■近隣ショップ充実度
設定した範囲内にどれだけショップが存在するかを判定しています。
お気に入りで設定していないショップも含めた近隣に存在するショップ数になります。

■公共交通機関便利度
設定した範囲内にある駅数や、勤務地等ターゲット住所を設定している場合はターゲット住所の最寄駅までの移動時間、乗り換え回数などを元に判定しています。

■公共施設充実度
範囲内にある公共施設の数によって判定しています。

■学校等教育充実度
範囲内にある学校等教育施設の数によって判定しています。

■生活安心度
災害指定緊急避難場所の有無や洪水等災害リスクの有無によって判定します。
洪水等災害リスクの有無については公表されている地区とされていない地区があり、公表されている地区・地点に該当すると少々差が出やすい項目になっています。

■近隣快適度
範囲内に嫌悪施設と呼ばれる施設の数が少ない方が点数が高くなる項目です。
嫌悪施設という言い方は適切ではないかもしれませんが、風紀を乱す恐れのある施設など、近隣に立地することが嫌がられる施設になります。(不動産用語となります。)
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