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人住める?対決:永田町vs大手町

どっちの方が自分に合った住み良い立地なのかの検証、今回は人住める?対決として永田町vs大手町です。

どちらもあまり住宅地としての印象がなく、オフィス街としてのイメージが強く、住んでいる人いるの?住み心地良いの?と思う方が多いかもしれません。

ただどんなところでも人が住めますよ、という意味でも変わった対決を用意してみました。
最終結果はなかなか興味深い結果となっています。


永田町は千代田区永田町2丁目のある地点、大手町は千代田区内神田1丁目のある地点で比較しています。

比較にあたっての前提条件は「はじめに:比較事例について」と記事の一番最後に紹介していますので、そちらもご確認ください。


●お気に入り該当度
さて、ではまずはお気に入り該当度について見ていきましょう。




まず今回お気に入り該当度については大手町に軍配が上がっています。

永田町はお気に入りの中でもドラッグストアやコンビニ、ゆうちょ銀行が近くにありますね。

大手町はドラッグストア、食品スーパー、コンビニ、ゆうちょ銀行が近くにあります。

ただ大手町は付近に存在するコンビニの数が31店舗とかなり多くなっています。

これはやはりオフィス街ならではと言えるかもしれません。

永田町も23店舗と多いのですが、このコンビニの数の差もあり大手町の方が得点が高くなっています。



●近隣ショップ充実度
それでは次に具体的な近隣ショップ充実度を見ていきましょう。





近隣ショップ充実度も大手町に軍配が上がりました。

永田町は郵便局、スーパー、カフェ、ファストフード、ドラッグストア、ファミレス、百円ショップ、スポーツジム、銀行・ATM、コンビニ、合計10種類80店舗が近隣に揃っています。

大手町は郵便局、スーパー、カフェ、ファストフード、ドラッグストア、スポーツジム、銀行・ATM、コンビニ、合計8種類98店舗が近隣に揃っていますね。

どちらも暮らしていく上で必要な施設としては十分揃っていると言えるでしょう。

特に永田町は、大手町には無いファミレス、百円ショップも揃っています。

ただやはりコンビニの数の影響や、カフェ、銀行・ATMの数が20以上あるということもあり、こちらも大手町の方が得点が高くなっています。

カフェ、銀行・ATM、コンビニが多いというのはやはりオフィス街的な特徴と言えるかもしれませんね。



●公共交通機関便利度
次は公共交通機関便利度です。





公共交通機関便利度は永田町に軍配が上がっています。

勤務地(人形町駅設定)までの移動時間は大手町の方が短いのですが、最寄駅までの徒歩時間、勤務地までの乗換回数、圏内駅数はそれぞれ永田町に軍配が上がっています。

特に圏内(500m)にある駅数は、永田町8駅、大手町3駅と大きく差が出ました。

場所の特性として、永田町は永田町駅だけではなく、赤坂見附や赤坂、溜池山王など複数の駅が利用でき、路線も東京メトロ有楽町線、半蔵門線、南北線、銀座線、丸ノ内線、千代田線と6路線利用できます。

やはり移動しやすい立地になっていますね。

対して大手町は東京メトロ半蔵門線、丸ノ内線、千代田線と3路線利用できます。

ただ大手町は東京駅まで徒歩圏内と考えると全然チャラにできるかもしれませんね。

ただ結果として公共交通機関便利度の得点は永田町の方が高くなりました。



●公共施設充実度
次は公共施設充実度です。





公共施設充実度は大手町に軍配が上がっています。

永田町はやはり場所柄だと言えますね、近隣に交番と裁判所があり、合計2施設の公共施設があります。
近隣に裁判所があると言えるのはやはりレアな立地と言えますね。

対して大手町も多彩な結果になっています。地域庁舎・出張所や交番に加え、警察署や消防署、都税事務所
、各種運動施設、そして運転免許試験場となっており、合計7施設の公共施設があります。

ここはシンプルに施設数の差がそのまま得点差となり、大手町の方が得点が高くなっています。



●学校等教育充実度
次は学校等教育充実度です。




学校等教育充実度は大手町に軍配が上がりました。

ここはどちらも大きな違いにはなりませんでした。

永田町は中学校、高校の2箇所。

大手町は高校、外語学院などの専修学校の合計3箇所。

シンプルに数の違いが得点の差となりましたが、正直大きな違いがあるとは言えない結果かもしれませんね。



●生活安心度
次は生活安心度になります。





なんと生活安心度は永田町、大手町どちらも災害指定緊急避難場所が1箇所となり、結果引き分けとなってしまいました。

永田町は「洪水、地滑り、高潮、地震、内水氾濫」に対応しており、大手町は「洪水、高潮、地震、内水氾濫」に対応した災害指定緊急避難場所となっており、どちらも指定避難所となっています。

どちらも近隣に災害指定緊急避難場所があるという点では安心感のある場所と言えるかもしれませんね。



●近隣快適度
最後は近隣快適度になります。






近隣快適度としては永田町に軍配が上がりました。

永田町は近隣に嫌悪施設としてパチンコ・スロットが1箇所となっています。

大手町は近隣にパチンコ・スロットとラブホテルが合計3箇所となっています。

ここは施設数の差がそのまま得点差になってしまいました。



●最終結果
ということで最終的な結果は下記の通りとなりました。





今回の地点では永田町の方が得点が高くなりました。

ただ、正直驚きました。永田町と大手町の総合ポイントの差はたった2.0pointしかありませんでした。

2.0pointなど、一つ施設数が増減するだけで変わってしまう程度のポイント差です。

住環境としてあまり考慮されにくい2地点ですが、今回の検索した地点に限っては、比較するとどちらも大差ない、似たような地点だということがわかりました。


ただ、今回はあくまでも永田町のある地点と大手町のある地点の比較にしかすぎません。

地点を変えるだけで同じ駅同士の比較であっても全然結果が変わることはよくあります。
(決して永田町駅と大手町駅の優劣結果ではありません。ご了承ください。)

是非りっちどっちにログインして実際に気になる具体的な地点を比較してみて下さい。

全然異なる結果になると思いますよ。


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最後に検索にあたっての条件と補足を下記に記載しておきます。

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『条件』
●検索範囲
500m
→徒歩圏内を想定しています。

●お気に入り店舗
食品スーパー、オーケーストア、コンビニチェーン店、ドラッグストア通常店舗、ゆうちょ銀行窓口、持ち帰り弁当・惣菜チェーン、ミスタードーナツ、ダイソー
→ご家族の方でも単身の方でも近くにあるといいなぁ、というのを個人的主観で設定してみました。

勤務地等ターゲット住所の最寄駅
人形町駅( 東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線)
→ここは個々人によって変わる場所ですので、あくまでもご参考程度としてください。


『補足』
■お気に入り該当度
事前に設定したお気に入りカテゴリーに該当するショップがどれだけ設定した範囲内に存在するか、ということを判定した結果になります。

■近隣ショップ充実度
設定した範囲内にどれだけショップが存在するかを判定しています。
お気に入りで設定していないショップも含めた近隣に存在するショップ数になります。

■公共交通機関便利度
設定した範囲内にある駅数や、勤務地等ターゲット住所を設定している場合はターゲット住所の最寄駅までの移動時間、乗り換え回数などを元に判定しています。

■公共施設充実度
範囲内にある公共施設の数によって判定しています。

■学校等教育充実度
範囲内にある学校等教育施設の数によって判定しています。

■生活安心度
災害指定緊急避難場所の有無や洪水等災害リスクの有無によって判定します。
洪水等災害リスクの有無については公表されている地区とされていない地区があり、公表されている地区・地点に該当すると少々差が出やすい項目になっています。

■近隣快適度
範囲内に嫌悪施設と呼ばれる施設の数が少ない方が点数が高くなる項目です。
嫌悪施設という言い方は適切ではないかもしれませんが、風紀を乱す恐れのある施設など、近隣に立地することが嫌がられる施設になります。(不動産用語となります。)
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